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Henry V 第六回

第二場 同宮殿、謁見の間

<いろいろな人、入る>

わが親愛なるカンタベリーはどこだろうか。

いませんが、呼びにやりましょうか。

私がお呼びしましょうか

よいよい。彼の話を聞く前に、私とフランスの王のことに関して
決心しておきたいことがあり、頭を占めているのだ。

<カンタベリとイーリー、入る>

神よ、王が王座を長く彩るように。お守りたまえ

ありがとう、我が学識のある大司教よ。ところで
我々は君が次のことを良心的に明らかにする、つまり
説明を始めることを祈っているのだ。フランスにおけるサリカ法は
私の主張を阻止するか否か。またカンタベリよ、法の解釈を
誤らせたり、曲解することはないようにしていただきたい。
また本当のことそ知っているにも関わらず、偽りの権利を
装って私に打ち明けて、事実をねつ造するのもやめていただきたい。
神は、健康な者がどれほど血を流すことになるのか知っているのだが
あなたの言葉が余を刺激することによって、私がそうすることを
決定するのだから。それ故にあなたには請いたい。
眠れる剣を起こすかどうかも、私たちを危機に向かわせるのかどうかも
すべてあなた次第なのだ。神の名の下で命じよう。
二つの大国が争えば、たくさんの血が流れるのは必至である。
その罪なき血の一滴一滴は厳粛な嘆願を伴って
剣に鋭さを与え、短い人の命を荒廃させるものに対する
悲嘆であり不平である。あなたの言葉が洗礼によって
人の現在が清められるように、あなた自信の良心によって
清く清められていることを信じている。その上で君の言葉を
信じて耳に入れようではないか。

それでは我が君主よ、またあなた方の命をも帝国の王座へ
支える貴族たちよ聞きなさい。フランスへの主張に対して
それを邪魔するものは何もありません。フランス人がファラモンドから
取り出した例の法律、女性たちはサリカ国で継承できないというものですが
これは不当です。というのはフランスのサリカ国というのは
フランスの国土を不当に解釈しているのです。
また彼らはファラモンド、つまりこの女性排他の法の成立者に対しても
不当に解釈しているのです。
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