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Henry V 第十一回

<前回までのあらすじ>
 長い話が終わり、ついにフランス皇太子からの使節がやってきたのだった。

<使節、入る>

ヘンリー五世
 フランス皇太子からの返事を聞くとしよう。
どうもフランス王ではなく皇太子からの返事らしいのだが。

使節の人
 王様、陛下のお気に召しますように、私が任されたことを
自由に述べてもよろしいだろうか。それとも婉曲な表現を用いて
回りくどく語るのがよいだろうか。

ヘンリー五世
 私は決して暴君ではない。飾らぬ言葉で皇太子の意思を聞かせてくれ。

使節の人
 承知しました。それではお手短にお伝えします。
王様はこのごろ、フランスに対して意見を送られました。
つまりエドワード3世という偉大な曽祖父の権利として
フランス王国を主張するものです。
この問いへの答えとして、皇太子は次のように答えました。

 「王は王様になっても皇太子時代の若さから抜け出していないようだ。
陛下がダンスを踊りながら得れるものはフランスには何もない。
あなたがフランスで楽しめるようなことはない。」

また皇太子は王様にこの箱を送りました。
そしてこのお返しにもはや領土についてのことは
一切聞かないと申しております。

ヘンリー五世
 叔父よ、箱の中身はなにだろうか

エクセター
 テニスボールであります

ヘンリー五世
 皇太子からこのようなものを頂き、うれしく思う。
またそなたらの努力には感謝する。
 私たちがテニスボールに見合うだけのラケットをそろえたときには
フランスの土地において試合をすることになるだろう。
フランス王、シャルル6世の王冠へと玉を打ち込むことになろう。
彼に伝えるがよい。すべてのフランスのコートが鎮圧されるような
相手との試合を設定したのだと。
 私は彼のことをよくわかっている。
彼が私の昔を知り、だしにしてえらそうにしているのもよくわかる。
しかし彼はなぜ私があのような時代をすごしたのかを知るまい。
またそれをどのように役立てているのかを知るまい。
 私は貧相なイギリス王座を重んじることなく
そこを離れて外で放蕩にふけっていたのだが
おそらく人というのは家から離れているのがもっとも楽しいのだ。
 皇太子に次のように伝えよ。
私がフランス玉座につくとき、王のように振る舞い
帆をいっぱいにはった船のように王の品位を保つつもりであると。
そのために私は一時的に権威を置き
労働者のように苦労を重ね取り組んだのだと。
しかし私が玉座につくときは、栄光ですべてのフランス人の目がくらみ
皇太子も傍観して私たちを見ることができないようにしてしまうだろう。
そして彼からの嘲笑がうれしいことに、テニスボールを鉄砲の弾に変え
フランスのコートへ打ち込ませるのだ。
彼の魂は罪の意識でひどく重荷を感じさせられることだろう。
そしてその嘲笑が、何千という未亡人から愛しい夫を奪うだろう。
また子供を奪い、城さえも翻弄させることになるのだ。
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